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会員コラム

2017年1月 ワールドビジネス研究会 「2017年を斬る」

2017-01-21

 2017年、初の定例会は昨年に続き、愛知淑徳大学ビジネス学部教授 真田幸光氏をお招きし、「2017年を斬る」というテーマでご講演していただきました。以下その骨子を紹介します。

  現在最も注目すべき世界を取り巻く環境は、大きくは「欧州」および「米国」である。

  「欧州」は、昨年の英国のEU離脱決定を受け、今後、オランダ、フランス、ドイツの選挙を控え、各国のトップが誰になるかで、EUの秩序が大きく変わる可能性がある。その背景には、移民・難民問題、ISをはじめとするテロの問題がある。今後の成り行き次第では、通貨としてのEUROの価値の低下をはじめ金融の混乱が懸念される。

  「米国」について、予想に反しトランプ氏が次期大統領に選ばれたのは、白人労働者の支持、対中国に係る国防省の支持があったためである。大統領就任後は、労働者に働く機会を提供し実績を作るだろう。その一環として、保護主義を背景とするTPP問題、NAFTAによる不利益を解消など具体的な動きがあるだろう。

また、世界経済の大きな原動力を持つ中国に対しては厳しい姿勢をとることはないだろう。しかし、現在の基軸通貨を維持している米国として、中国の人民元の基軸通貨化を阻止したい。さらに、宇宙開発(制宙権)の観点からはロシアと手を組み中国をけん制することも考えられる。

 日本との関係では、基本的に、防衛、経済ともに協調する方向。

 そのほかにも、今後のEUや米国の動きに注目するうえで、真田氏ならではの情報分析や考えを聴くことができました。

 当日の配布資料はこちらを参照ください。

                                 田村 茂